【お別れの会】のご案内

謹啓
当流所属・殿田謙吉儀、令和7年3月16日早朝、膵癌のため永眠いたしました。
葬儀は近親者により執り行われ、去る5月6日、金沢の菩提寺にて恙なく納骨を終えました。
長年に渡り一方ならぬご厚誼を賜りましたこと、故人にかわり厚く御礼申しあげます。
つきましては、ゆかりの方々と共にささやかながらお別れの会を催したく存じます。
ご多用の折とは存じますが、ご来臨賜りましたら誠にありがたく、謹んでご案内申し上げます。
敬白

【お別れの会】
月日
令和7年 6月23日(月)
時間
午後6時から午後8時(開場:午後5時20分)
午後6時より式次第を始めさせて頂きます
場所
東京・水道橋 宝生能楽堂
東京都文京区本郷1-5-9
電話:03-3811-4843
献花料
五千円

※勝手ながら献花料以外の御香典・御供花等は辞退させて頂きます

※恐れ入りますがお車でのご来場はご遠慮下さい

お問い合わせは下掛宝生会事務局(担当・大日方寛)までお願いいたします電話:070-3883-3920

下掛宝生会 代表 宝生欣哉

2025/5/7

当流所属 殿田謙吉儀 3月16日午前5時 膵癌のため都内病院にて永眠いたしました(享年65歳)

生前に賜りましたご厚誼、ご愛顧に感謝いたし、故人になりかわりまして厚く御礼申し上げます。
流儀一同、故人への思いを胸に、これからの舞台を心して勤めて参る所存でございます。
氏のご冥福を祈り、謹んでお知らせいたします。
※なお、葬儀は19日、家族葬にて執り行われました。ご供物、ご供花等は辞退させていただきます。
殿田謙吉

1959年生まれ 石川県金沢市出身

江戸時代末から金沢で代々ワキ方を勤める家に生まれる。
父・故殿田保輔 及び下掛宝生流十二世家元・故宝生閑に師事。
1972年「小鍛冶」大臣にて初舞台
1988年「張良」
1989年「道成寺」
以降大曲を次々と披演。都内のみならず全国の公演に出演。北國宝生能をはじめ石川県でも出演を重ね能楽普及に尽力。海外公演にも数多く参加し海外に能楽の魅力を伝えた。

  • 東京芸術大学音楽学部邦楽科(能楽専攻)卒業
  • 社団法人能楽協会会員
  • 重要無形文化財総合指定保持者

2025年 永眠 享年65歳

2025/3/21

重要無形文化財の保持者認定のお知らせ

令和5年7月21日、文化審議会より、当・下掛宝生流(ワキ方宝生流)家元・宝生欣哉の重要無形文化財(能ワキ方)の保持者の認定(各個指定)、シテ方金剛流宗家・金剛永謹氏、狂言方大蔵流・茂山七五三氏の重要無形文化財保持者の追加認定(各個指定)が、文部科学大臣に答申されました。
同時に、重要無形文化財(能楽)の保持者の追加認定(総合指定)42名が文部科学大臣に答申され、当流(ワキ方宝生流)からは、梅村昌功、北島公之、舘田善博、野口能弘の四名が認定を受けました。
2023/7/28